道のような道でないようなところを、ただひたすら歩く。
中腹を過ぎると私の足取りはさらに重く10m進んでは休み
大きく深呼吸の繰り返し。
皆が私のペースにさりげなく合わせてくれるのが分かる。
元気が出る言葉をかけてくれる。
息があがって声にはならないものの、「ありがとうねー」
と心で何回も思いました。
だって程度は違っても、きついのは皆一緒。
それなにの私を思いやってくれる気持ちがありがたい。
体はもちろんのこと、胸を熱くしながら登り続けました
登山中、風が通るスポットがいくつかありそこに手を広げて立つと
生き返ります
この日は、途中から雲が出てきて、雲や風が私たちを応援してくれて
いるようです。
やっと8合目に到着。
おー、いい景色だぁ。
あんなにきつかったのに休憩しているうちにまた気力が湧いてくる。
8合目にあったワルンで足りなくなった飲料水アクアを買おうとしたら。
地上で買う値段の10倍で驚き
それでも必要だったので皆で分け合おうと超貴重なアクアを購入。
さぁ、頂上まであともう少し!
ほとんど足がもつれていたけれど、最後の力を振り絞る。
ついに、ついに、着いたぞーーー。
1717mのバトゥール山頂に立ったぞー!
ヤッター、ヤッター!! 私にもできたんだぁぁ。
皆で喜びの気持ちを山に向って大声で叫びました。
「嬉しいぞー!」
「ヤッタぞー!」
「naomiだぞー!」
「幸せだー!」
「あーーーーーーーーーーーーーー!」
いろいろな歓喜の声がやまびことなって辺りに響き渡ります。
山ってなんでこんなに叫びたくなるのだろう。
何でも受け止めてくれそうな気がする。
この日はY子さんのお誕生日でもありました。
「Y子さん、お誕生日おめでとーーーー!」
大好きなバトゥール山頂で誕生日を迎えられて良かったね。
皆の目がうるうるしてる。
嬉しくて感動する気持ちをここで分かち合えたことがまた最高な気分。
すごいね。何か皆がひとつにつながった気分。
天候は晴れてはいなかったけれど
この霧と雲と風が私たちの心と体を浄化してくれているようでした。
この後、頂上付近の洞窟の中にお寺があることを聞き、皆で祈りに行きました。
あー、この洞窟の入り口に立っただけでもう空気が違う。
ライトの光を頼りに、暗い洞窟の中に入り、その奥には神様が奉ってあります。
そこは音も光もない無の世界。
周りの岩には小さな水晶の赤ちゃんが星屑のように散りばめられていました。
なんとも神秘的で優しく穏やかな空気が流れています。
そこでガイドのラナンくんと一緒に皆で祈りを捧げ
その後どのくらいだろう、皆で静かに目を閉じてそれぞれが
それぞれで気持ちの良い時間を過ごさせてもらいました。
洞窟の入り口で腰を下ろし、静かに降る霧雨を見ながら
皆でお菓子を食べる。
あー、楽しい、おいしい。遠足みたい。
やはり私は食べる時が一番元気がいいのかな。
下山する時は膝は震えるものの、鼻歌まじりでちょい余裕。
「私達、こんなに登ってきたんだー。」と感心しながら・・・
確かY子さんは片道1時間と言われていたが
私の遅いペースに合わせてくれたのと
頂上で楽しむ時間が長かったのとで
登山開始 10時ごろ 地上到着 18時でした。
バトゥール山を8時間も楽しめたなんて嬉しいな。
朝のナシチャンプルからお菓子をかじったくらいだったので
皆腹ぺこ。
ウブドに着いてから、皆でワルンに寄りがむしゃらに食べる。
ビールもご飯も最高においしかったです。
あんなにきつかったのに、また登りたいと思う自分に驚いています。
皆、私を誘ってくれてありがとう。
あんなに体使って頑張ったのは久しぶり。
よーし、また登るよー
(いつかな?)
最近のコメント